クォーターパウンダーってどういう意味ですか。
僕は頭が弱いので解りません。
※ 夜中に開いて「こんな画像見せやがって!」と憤慨した方がいたらごめんなさい。最近は24時間営業のマックもあるようなので買いに行くとイイと思います。
発売したばかりの時に名前が良く解らなくて店員さんに聞きました。
「知りません。」
はて。これは困った。一番頼りになりそうな人に知らないと言われたらあとはGoogle先生に聞くしかないじゃないか。
そんな困り顔をしている僕に、そのやり取りをみた制服の違う店員さん(スゥイングマネージャーってやつですね。)が教えてくれました。
正直天使かと思った。
「おぉ!なるほどとてもスッキリしました。所で1/4ポンドって何グラムですか?」
「…それは知りません。」
なんてことだ。天使かと思ったけど、天使にも解らないことはあるらしい。
そもそもポンド(POND)とかヤード(YARD)とか解りにく過ぎて生粋の日本人のワタシはよく頭抱えてます。
こうなったらGoogle先生の出番です。
ポンド(オランダ語: pond)またはパウンド(英語: pound)は、ヤード・ポンド法などにおける質量の単位である。1 lb = 453.592 g 単位記号はlb。イギリスなどの通貨単位ポンドは同一語源(ラテン語で重さを表すpondus)で、多くの言語で同じ名称だが、記号は異なる。日本では听の漢字をあてていた。
同じ「ポンド」という名称で、少くとも4種類の異なる質量の単位がある。このうち、トロイポンドと薬用ポンドは同じ値である。
常用ポンド (avoirdupois pound) または国際ポンド (international pound) - 常衡 トロイポンド (troy pound) - トロイ衡 薬用ポンド (apothecaries' pound) - 薬衡 メートルポンド (metric pound) - メートル法
通常、単に「ポンド」と言えば常用ポンドのことを指す。1959年7月1日以降、1常用ポンドは0.453 592 37キログラムに等しいと定義されている。以下、特に説明のない場合、単に「ポンド」と書いた時は常用ポンドのことを示す。
な、なるほど。
取り敢えずポンドにも色々あることが解った。
我々が目にするの“常用ポンド”と呼ばれるやつでイイらしい。
1 lb(ポンド) = 0.45359237kg ≒ 450g と考えて差し支えなさそうだ。
クォーターパウンダーっていうのはこの1/4だから
450÷4=112.5 なので、まぁ大体100gちょっとのお肉はさんだハンバーガーですって事か。
解りにくいけど何となく解った気がする。やっぱりグラムの方が落ち着く。
もっとポンドの事知りたい!仲良くなりたい!
せっかくだからポンドをもう少し公式っぽくしておこう。
正確さは損なわれるけれど、日常生活で頭の中だけで変換するなら正確さよりも解りやすさの方が重要だろう。というわけで日本人に馴染み深い5刻み10進法かつkgとgで大体の計算をしてみた。
5ポンド ≒ 2.26kg = 2260g ≒ 2.3kg
10ポンド ≒ 4.5kg = 4500g
1kg ≒ 2.2ポンド
5kg ≒ 11ポンド
10kg ≒ 22ポンド
んー。1ポンドは450gで、10kgは22ポンドっていう位を憶えておけば何とかなりそうな気がしてきた。
ついでにヤードも。
5ヤード = 4.572m ≒ 4.6m
10ヤード = 9.144m ≒ 9m
100ヤード = 91.44m ≒ 91m
ふむ。コレは逆をやらなくてもいいな。1ヤード≒0.9m って事を押さえておけば、 ヤード → メートルは0.9をかける。 メートル → ヤードは0.9でわる。(9で割って10をかける)で済みそう。 ※ あくまでもだいたいの計算なので、正確さには欠けまくってます。
そもそもポンド?ヤード?ふざけんな。キロとメートルにせぇよ。
ここまできてポンドに対して憤りを隠せなくなってきました。
日本は古来からの単位尺貫法をほぼ放棄してメートル・キログラムをせっせと使ってるのに!ポンドだのヤードだの言いやがって。
敗戦国だからか?そもそもメートル・キログラム言いだしたのはお前らじゃないのか?
と思ってwiki様を眺めていると
※日本の単位もちゃんと考えたら面白そうだけど話がそれまくりそうなので気分がノッたら別に書きます。
歴史的には、メソポタミア地方で大麦1粒の重さを元にグレーンが定められ、その倍量単位としてポンドが定められた。使用法としては、人間が1日に消費する食糧としての単位であり、1ポンドの製粉によって焼かれたパンが1日分の主食量に相当する。
身近にあった大麦を単位にしたのか。未だにドヤ顔で大々的に使い続けるのには納得がいかないけれど、どこの国も由来は身の回りにあるものなんだなぁ。人間っぽさ感じるなぁとか思ってたらなんだかほっこりしてきた。
ほっこりしたら別の事が気になりました。
1ポンドの製粉によって焼かれたパンが1日分の主食量に相当する。ですって?
直感的に450gのパンって相当でかい気がする。昔のメソポタミアの人はよほどパンが好きなのかな。
さっそくGoogle先生に尋ねてみた所、「450gのパン」という拙い検索ワードでもいくつかヒットした。
やっぱり大きい気がする。
wikipediaなんて信用するんじゃ無かった。たぶん嘘だわ。こんなに食えるか。
そう思ってうちひしがれていても仕方ないので、実際に作って1日で食べてみること・・・は僕にはできないのでパンを作ったりする知り合いに尋ねてみた。
「んーと、小さいパンなら10個くらいできるんじゃない?」
「じゅ、10個くらい!?」
「そんなに食べるの?」
「は?」
一通り1ポンド≒450gの話をして1日にパンをそんなに食べるなんて驚きだと伝えると、たぶん昔の事だからそんなに膨らまない無発酵パンだろうし、よく考えてみてよ日本人が一日どんだけ米食べるのよ。という話をクドクドされてやっと納得がいった。別に1日だったらそれくらい食べるわ。主食だもんね。
まとめ。
- クォーターパウンダーっていうのは1/4ポンドという意味である。
- 1ポンド≒450gなので、クォーターパウンダーは100gとちょっとのお肉の挟まったハンバーガーである。
- 1ポンド≒450gというのと、1ヤード≒0.9mを憶えておけば感覚的にはもやもやしなくて済みそうだ。
- ポンドはもともとメソポタミアの人たちが1日に食べるパンの粉の量だったらしい。
- 450gの粉から作ったパンはとても多そうだけど、1日で食べると思えば案外普通な量だった。
全然関係無さそうだけど、単位と言えば。
だいぶ前に読んだこの本を読んでそのくだらなさ(天才!)に痛く感動していた思い出がある。
1パイナポォくらいの贅沢をしたいです。
新しい単位―カラー版 (扶桑社サブカルPB)
著: 世界単位認定協会 出版社: 扶桑社 発売日: 2006/03 定価: ¥ 500 売価: ¥ 500 中古価格: ¥130 ジャンル: Book メディア: 単行本
追記
あ、そういえば今の時代iphoneが大活躍の時代じゃん。重さ・長さの変換アプリくらいあるんじゃね?って思って検索かけたらすぐ出た。なにこれ超便利じゃん。しかも高校生が開発だと?すごい時代になったもんだ。
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